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 漫研出身のプロ作家(漫画家・イラストレーター等)を紹介するコーナーです。
■掲載の基準
 ・当漫研出身ということが過去の会誌・単行本・Web等で確認できる方
 ・ある程度実績がある方(漫画ならば単行本が出ている程度、ゲームならメインで原画程度の実績)
 以上を基準として集めてみました。順番は大体年代順に並べています。
 注意していただきたいことは、これは完全なリストでは無く、あくまでも現時点で筆者が確認できた範囲で紹介しているものです。多くの抜けがあると思いますし、もしかしたら漫研出身で無いのにリストに入れてしまっている場合もあるかもしれません(…極力確認は行いましたが…)。

名前(ペンネーム) 解説(代表作等)
春日光広(かすがみつひろ)  漫研創立メンバーの一人。代表作「高杉刑事キバります!」「ザ・サムライ」(集英社)。「九州漫画家図鑑」(西日本新聞社)に紹介記事あり。
小林俊彦(こばやしとしひこ)  代表作「ぱられる」(講談社)。現在「ぱすてる」連載中。
しでん晶(しでんあきら)  単行本「ウルフチックにお願い」(ビブロス)。…このあたりから方向性が変わってくる。そう、黄色い楕(略)…。
桃区(ぴーちく)  代表作「ほのかでGO!」(ビブロス)。漫画単行本としては珍しく出身大学まできちんと書かれたプロフィールが折り返しにある。それによるとしでん晶氏に声をかけられて商業漫画家になったようだ。アルファベット表記は「P-CHIKU」だったり「PEACH-KU」だったりする。
ほしのふうた(ほしのふうた)  単行本の後書き等によれば、漫画家に転向したのは1998年頃、それまではイラスト描きやデザインをやっていたそうだ。単行本の刊行ペースが凄い。タイムリミットが近いからかもしれない…絵柄がアレだし。単行本「ポケットに好奇心」(コアマガジン)「ほおずり」(茜新社)等。
拝狼(おがみうるふ)
カトちゃん(かとちゃん)
 代表作「紫苑の夜」(富士美出版)。龍炎狼牙氏とは親友関係で、単行本にはお互いに必ずといっていいほどゲスト原稿を描いている。「カトちゃん」のペンネームは基本的に商業誌には使用されていない。
龍炎狼牙(るーえんろーが)
高ビヴ(たかびぶ)
 代表作「魔討綺譚ZANKAN!」(フランス書院)は、4年間にわたって連載され、CDドラマ・OVA・フィギュア化等がされるほどの大ヒット作となった。また90年代中期のショタ・ムーブメントから派生した「男性向けショタ」というジャンルを開拓した作家の1人でもある…ここテストに出るヨ(笑)。「高ビヴ」のペンネームは基本的に商業誌には使用されていない。編者が心の師としている作家。
かるま龍狼(かるまたつろう)
業龍狼(かるまたつろう)
 ペンネームは先輩の拝狼氏と龍炎狼牙氏から一文字づつ借りて付けたようだ。ごく初期は「業龍狼」という全て漢字のペンネームだった。単行本「ベルパニック」「人妻姫」(ワニマガジン)「メイドのみやげ」(双葉社)等。
六道神士(りくどうこうし)  代表作「エクセル・サーガ」(少年画報社)は「某都市某所」と云ってはいるものの、登場人物は全て福岡がらみの名前、背景には福岡タワーや福岡ドーム、果ては九産大前駅前にある唐原郵便局や向かいの雑貨屋まで登場する超ローカル作品である。TVアニメ化もされたが、監督のナベシンことワタナベシンイチ氏の独自のアレンジ入りまくり、しかも福岡では放送されなかったという、何考えてるんだアニメであった。
仁之丞(じんのじょう)
渡真仁(わたりしんじ)
 長らく龍炎狼牙氏や六道神士氏のアシスタントやアンソロ等の細々とした仕事であったが、「ツクヨミ 〜稀人の唄〜」(JANIS)でゲーム原画を担当した。ペンネームの使い分けだが、古くからやっている仕事は仁之丞、新しい仕事は渡真仁で、最近は渡真仁に統一していく方向にあるようだ。…部室の会誌を見ると分かるが、本名の方がペンネームっぽい名前である。
黒星紅白(くろぼしこうはく)
飯塚武史(いいづかたけし)
 ゲーム「サモンナイト」「サモンナイト2」(フライトプラン/バンプレスト)の原画や、「キノの旅」(時雨沢恵一 著/メディアワークス)の挿し絵など。最近の漫研の絵柄はこの人の影響を大きく受けている。モノクロイラストの影の付け方なんかもう…。ペンネームの使い分け…よくわかりません。最近は「飯塚武史」を使うことが増えたかな、という程度。
マツダ(まつだ)  雑誌「コードエクスプレス」(ゲームテック)の表紙イラスト、連載など。かなり特徴的な絵柄。「サモンナイト」のモンスターの幾つかをデザインしている。かつては「カラフルBee」(ビブロス)誌上に漫画を掲載したり。仕事以上に同人誌「地獄動物園」が有名?特におハっさんが…。
たにめそ(たにめそ)
谷口ヨシタカ(たにぐちよしたか)
 ライトノベル「クロカディア」シリーズ(神坂一 著/富士見書房)のイラストを担当したり、ゾイド公式サイトのウェブコミックを担当したりといろいろな方面で活躍。六道神士氏のアシスタントとしても有名。
しろー(しろー)  最近は「ダブルブリッド」(メディアワークス)のコミック版の作画をされている、チャムチャムラヴュ〜ンでショタな方。単行本「RUGGED RELATION」(ヒット出版)の後書きを見ると、知り合いの娘太丸氏の絵と間違えられたという話があるが、確かに似ている…。
日向悠二(ひむかいゆーじ)  最近はライトノベル「吉永さん家のガーゴイル」(田口仙年堂 著/エンターブレイン)、「蘭堂家の人々」(嬉野秋彦 著/集英社)のイラストとして有名。この他、ゲーム「イシカとホノリ」(AZURITE)、「紫花」(PL+US)の原画を担当した。いろんな意味で逝けてるステキナイスガイ。ガンバレ!
陽之星照(ひのほしあたる)
陽乃星照(ひのほしあたる)
 ゲーム「待宵草」(パティスリー)の原画を担当。ちなみにペンネームは「陽乃星でも陽之星でもどっちでもいいよ」と本人が言っていた…。最近は「陽之星照」で統一した模様。

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